今月の安全衛生

今月の安全衛生

2月

腰痛を防ぐ

業種をえらぶと、その業種の掲示と朝礼が出ます。

業種ごとに多いけが

事務所・店舗
小売業のけがで転倒の次に多いのが、重い物を持つ・腰をひねるなどの無理な動作(令和7年 2,815人)。品出しやレジのかご、長い前かがみで腰を痛める
飲食店
飲食店では、重い物を持つなどの無理な動作によるけがが令和7年に599人。炊飯釜を中腰で持ち上げて腰を痛めたり、ビールケースを車から下ろして腰をひねったりした例がある
製造業
製造業のけがで3番目に多いのが、重い物を持つなどの無理な動作(令和7年 3,144人)。荷物の入った箱や食品のバットを持ち上げたり、原料の袋を担いで階段を上がったりして腰を痛める
清掃・ビルメン
清掃・と畜業のけがで、転倒と墜落・転落の次に多いのが無理な動作(令和7年 974人)。ごみの入ったポリバケツや、タオルの入ったバケツを持ち上げて腰を痛めた例がある

出典

  1. 厚生労働省 職場における腰痛予防対策指針(平成25年6月。重さの目安・持ち上げ方・二人で持つとき・置き場の高さ・寒さ・腰痛予防体操)
  2. 沖縄労働局 令和6年の業務上疾病発生状況(図5:全国の災害性腰痛は6,291人で、新型コロナをのぞく業務上疾病の57.4%)
  3. 松本労働基準監督署 令和7年度冬季労働災害防止運動(寒い日・寒い場所では体が冷えて腰痛が多い・作業前の腰痛体操)
  4. 厚生労働省 腰痛予防対策(寒さも腰痛の原因・転倒と腰痛を防ぐ「いきいき健康体操」・チェックリスト)
  5. 厚生労働省 妊産婦等の就業制限の業務の範囲(女性労働基準規則第2条。満18歳以上の女性も、断続作業30kg以上・継続作業20kg以上の重量物の業務に就かせない)
  6. 厚生労働省・労働局 小売業の事業者向け 腰痛予防のリーフレット(レジのかご・袋詰めの前かがみ・品出しの例、台車と重さの表示)
  7. 職場のあんぜんサイト ヒヤリ・ハット事例 研いだお米が入った炊飯釜を持ち上げた際、腰に痛みを感じた(中腰が原因・台車を使う)
  8. 厚生労働省・労働局 製造業の事業者向け 腰痛予防のリーフレット(箱・食品のバット・原料袋の例、台車・リフター・重さの表示・立ち作業の小休止)
  9. 立川労働基準監督署 ビルメンテナンス業における労働災害防止(令和3年6月。ごみのポリバケツ・タオルのバケツを持ち上げて腰を痛めた例、前かがみや同じ姿勢を続けない)

確認日 2026年10月23日。18歳以上の女性に、断続作業で30kg以上、継続作業で20kg以上の物を扱わせることは法令で禁止されています。痛みが続くときは医療機関へ。